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東日本大震災は東北地方、関東地方に特に津波で甚大なる被害をもたらしたのは周知の通り
である。この場を借りて改めて、お亡くなりになられた方々には深くお悔やみの言葉をま
た、現在も避難所生活余儀なくされている被災者の方々にもお見舞いの言葉を申し上げたい。
ところが災難はこれで終わらなかった。地震、津波は天災であるが引き続き発生した福島
第一原子力発電所事故は明確に人災と言って良い。事故に対する経過発表、政府の対応に関しては、テレビ、新聞、またはネット等のメディアで様々な情報が出ているので、詳細はこの場では割愛するがこの事故は、国内のみならず地球規模での生態系破壊をもたらす可能性が極
めて強く、全世界をも不安に巻き込んでいることを認識しなければならない。
さて今回、当会は依然多くを語らないある大物政治家に、原発に絡みフォーカスを当てたい。言うまでもなく民主党元代表の小沢一郎代議士である。
小沢一郎氏の政治理念で有名なものと言えば、「自立と共生」である。いわゆる「グランドキ
ャニオンには柵がない」というフレーズに代表されるこの政治理念は彼の代名詞になってお
り、小沢氏の支持者なら誰でも知っている。
しかしながら当会は、以前より小沢氏の別な政治理念に注目している。「自然と人間との『共生』」である。このフレーズは、以下の小沢氏の「私の基本理念」の12行目に以降に明確に書かれている。
参照先
さらに小沢氏はこう続けている。「つまり地球環境の保全を、日本が率先して進めることを国是とする。」
さて、民主党を含めた他党の党首クラスの環境に対する理念を見てみよう。
【内閣総理大臣、民主党代表菅直人代議士】
そもそも個人のオフィシャルウェブサイトに政治理念という項目が見当たらない。政治家と
して論外のレベルである。
参照先
【自民党総裁谷垣禎一代議士】
「持続可能な発展を実現しながら、エコロジーを両立させる政策が必要です。」
「経済成長と共存可能な、実効性のある温暖化ガス削減に向けての世界的枠組みを、日本主
導によって、あらためて提唱します。」
参照先
一見もっともらしく書いてあるが「持続可能な発展」と「経済成長」は意味が全く違う。こ
の箇所だけでも谷垣総裁は全く地球環境が分かっていないと断言してよい。
さらに温暖化ガス削減は地球環境保全における各論であるばかりか、温暖化ガス削減一辺倒
のスローガンが原発推進の口実にされてきたことは否めない。
【公明党代表山口那津男代議士】
この方も個人のオフィシャルウェブサイトに政治理念という項目が見当たらない。
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【共産党委員長志位和夫代議士】
ウェブサイトに「原子力・エネルギー政策の転換」と書いてあるのは評価するが、これはやは
り各論であり、その上位のレベルに地球環境に対する理念が欲しい。本来、共産党はもっとも
環境理念をアピールすべき政党の一つと考えるが非常に残念である。
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【社民党党首福島瑞穂代議士】
これも政策の項目に「脱原子力発電」と明示しているのは評価するが、共産党と同じく地球環
境に対する理念が書いていない。社民党も環境理念を前面に出すべき政党と考えるが残念である。
参照先
【国民新党代表亀井静香代議士】
政治理念の項目に「環境破壊」という言葉が一言書いてあるだけである。
参照先
長々と他の党首クラスの政治家の地球環境に対する理念を書いて来たが、小沢一郎氏の地球環
境における「自然と人間との『共生』」がいかに本質を突いており、かつ分かりやすいということがお分かりいただけると思う。さらにこの理念が、昨年10月に名古屋で開催された生物多様性条約の締約国会議(COP10)の前に書かれていることも特筆すべきことである。
さて、このブログを書いている途中、宮城県沖を震源とするマグニチュード7.4の地震が発生
した。先のブログでも当会は訴えたが、もはや国内の全ての原発を一刻も早く停めるべきであ
ることを、国民は改めて強く感じたと思う。
問題は誰が猫に鈴をつけるべきかであるが、前述の地球環境に対する理念の素晴らしさ、政界
への影響力から考えるとやはり小沢一郎氏しかいない。
小沢一郎氏は自らの政治理念である「自然と人間との『共生』」に基づき、国内の原発を全て即停止せよ!との旨の声明を出すべきである。必ず我が国が環境立国に向けた大きな一歩を踏み出すことになると確信する。
地震、津波により壊滅的被害にあっている岩手県陸前高田市に当「権力とマスコミの横暴を正し、人権を守る国民の会」はボランティア活動に入ります。
現地の状況を実際に見、多少でも被災地の方々の復興のお手伝いをさせて頂くことから、我国の新たな社会、地域作りを如何に進めて行くのかを実践して参りたい、と考えます。
4/9日には現地入りする予定です。
マスコミのバイアスの無い現地情報など、このブログ、Twitterなどでお知らせいたします。
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